ハズレ助っ人【ジョー・ペピトーン】

実は以前から書きたかった...

ブログを書き始めた頃から、
そう思ってたのでございまして。
いわゆる”ダメ外人”についてね。

そりゃね、探してきた球団責任。
これが全てと言っちゃえば終了かもだけど。

でもですよ。
実際は、そりゃ難しいんだろうとは思う。
なんせ、過ごす国が違うから..言葉も違う。

意見するのは簡単なれど..とは思ってる。

けどねえ、それにしてもさあって助っ人。
居ましたね~、うじゃる程いました。
そんな選手の事をご紹介いたします、はい。

記念すべき第一回目は、やはり彼ですな。

ジョー・ペピトーン。
過去、当ブログでもチョロっと書いたけど。

ウチは元より..NPB史上最悪の外国人選手!

1973年の夏場に急遽入団したぺピトーン。
当時は助っ人2人制のレギュレーション。
ウチにはロバーツとロペスがいた。

所感なれど..2人とも良い選手でしたね。
特にロバーツは素敵だった。
日本人以上の日本人って呼ばれてたし。
真面目で素直なチョコレートって感じでね。

高齢理由等により2人とも不調のシーズン。
ヤクルト球団はぺピに目をつけた。

MLB(ヤンキース)出身の当時33歳。

1315安打に219本塁打というキャリア。
おまけに一塁手としてGG賞3度受賞って。
そりゃ確かに凄い実績だったからさ。

当時、マスコミの騒ぎ方は半端なかった。


ハズレ助っ人【ジョー・ペピトーン】_f0385356_00082641.jpg
    (写真:週刊ベースボール)

でもって、ヤクルトでの結果は以下。

14試合 7安打 1本塁打 2打点
打率.163 出塁率.265

当時、小学生の私でも明確に覚えてる。
彼は何やかんや難癖つけて試合ボイコット。

ヤクルトおばさんの我が母ちゃんが、
”ペピトーンDAY”だよってチケットくれて。

土曜日のダブルヘッダーだった記憶。
ところがギッチョンチョン、ボイコット。
..何処を探したって試合に出てきやしない。

いつもならガラガラの中日戦。
それでもぺピDAY企画につられて、
半分以上は入ってた、当時としては大入り。

トラブルばかりの”害人”だったなあ。
嫌々ながらチョロッと出て、すぐさま帰国。
わずか3カ月位の間に3回くらいあったし。

離婚だの..住まいがどうだの..
やりたい放題のヤられっぱなし。

離婚手続きの為に米国へ帰っちゃうんだわ。
一緒に連れてきた犬の輸送費を出せとか。
お戯れにも程があるよってな感じでね。

もう完全にドビンチャビン状態。
挙句に2年契約なんで切るにきれないとか。

もうね、ほんとの本当に最悪だった (T_T)


ハズレ助っ人【ジョー・ペピトーン】_f0385356_00102191.jpg
    (写真:スポーツニッポン)

名門ヤンキースでも素行の悪さは有名で、
そのために契約解除、他チームへ転々。
なんとかなるさで連れてきちゃった。
当時、初代オーナーの松園さんは超激怒!😠

NPBコミッショナーまで出てくる事件簿。

もう昔すぎる”事件”ではありますがねえ。
しっかし酷い助っ人だったっす。

まあ、でもね。
私もそうだけど、球団もね。
この件は糧になったというかさ。
免疫がついたんじゃないかと思ったり。

ペピトーンに比べりゃ全然マシって。

だから、ですよ。
この後にヒルトンとかマニエルとか。
活躍してくれて優勝成就したワケだし。

1978年のリーグ初優勝と日本一。
これ、何気にペピトーン効果?
ま、無いとは言えないんだろうけど..

そう思いたくはないなぁ、私はね (^∇^)


神宮の杜

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Commented by 山脇幹彦 at 2023-09-12 00:31 x
1973年私は小学校6年生でしたが、ジョー・ペピトーンはよくおぼてれいます。ペピトーン獲得のため、これまで功績のあったデーブ・ロバーツが外国人枠の関係でウェーバーで近鉄へ移りました。
最後は治療と称して無断帰国し、ヤクルト側は任意引退選手としました(のち自由契約選手)。
日本球界との関係悪化を憂慮したドジャースのピーター・オマリー会長は、ヤクルトにチャーリー・マニエルを委譲しました。

Commented by jingu17 at 2023-09-12 22:40
山脇幹彦さま
はじめまして。
コメント有難うございます。
仰り通り、ぺピトーンは暴れん坊でした。
ただ、当時のMLBとNPBの差分も大きかった。
既に故人となった彼。
結果的にマニエルを譲渡いただける機会。
これを創ってくれたのもぺピトーン。
...これ、ぺピトーン効果だったのも事実ですね。
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by jingu17 | 2020-04-05 00:52 | SWALLOWS回想 | Comments(2)

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