引退試合を前に...

2019年9月21日。

功労者2人の現役最後の出場の日となる。
館山昌平と畠山和洋。

個人的には彼らの引退は100%受け入れている。
いるけど、やはり感傷的な気持ちにはなる。
15年以上の付き合いだから..感無量ですよ。

きっといつか 会えると信じ 生きてゆく...。

ご存じ”涙そうそう”の一節。
毎年、誰かが球団を必ず去る。
そして、この時期、このセリフを思い出す。

古いメディア記事を読み返してみた。
個人的に最も印象的てか残ってるシーンをね。
走馬燈してみようかなって..。

館山クン件、2015年7月11日付け。
デイリースポーツより。

ヤクルト館山が1019日ぶり復活星

「ヤクルト5-1 DENA」(11日、神宮)

 3度の右肘手術を克服したヤクルトの館山昌平投手(34)が今季2度目の先発で、6回を1安打1失点で今季初勝利。レギュラーシーズンでは2012年9月25日の阪神戦(神宮)以来1019日ぶり、ポストシーズンも含めると、同年10月14日のクライマックスシリーズ1stステージ第2戦・中日戦(ナゴド)以来、ちょうど1000日ぶりとなる白星を手にした。

頼れるエースが、不死鳥のごとくよみがえった。2013年4月、2度目の右肘靱帯断裂で戦列を離れて以来、2年ぶりに復帰した館山が、今季2度目の先発でDENA打線をほぼ完璧に抑える快投を披露。味方の援護にも恵まれ、歓喜の1勝をつかみ取った。

立ち上がりから140キロ台中盤の直球と、スライダー、フォークなど多彩な変化球でDENA打線をほんろうした。初回に四球で出した梶谷に二盗後、筒香に適時打を打たれたが、許した安打はこの1本。二、三、五、六回は三者凡退に抑えた。

久々の白星を目前にした九回は、ベンチの後列に座って戦況を見つめた。1アウトごとに笑みを浮かべつつも、緊張した面持ち。勝利が確定すると、満面の笑みで仲間とハイタッチを交わし、ファンの大声援に手を振って応えると、手渡されたウイニングボールをズボンのポケットに大事そうにしのばせた。

ヒーローインタビューでも、笑顔いっぱいで涙はなし。「いやー、長かったですね。本当にすいません、遅くなりました!」とファンにあいさつすると、「本当に、僕以上に長い時間だと思ったんですけど、本当に、何とか復活することができました。陽子、海音、ありがとう!」と、スタンドで涙を流しながら見守った陽子夫人(36)、長女・海音(かのん)ちゃん(7)に感謝の言葉を送った。

長い苦悩の日々から、ようやく抜け出した館山。それでもその口からは、フォア・ザ・チームの言葉がこぼれた。「僕としては、復活できたというのもありますけど、1つの通過点として、今シーズンの優勝、そのために腕を振り続けたいです」「1019日ですか?長い間離れることになりましたが、何度手術しても、皆さんがいればこうやって戻ってくることができるんです!この声援をうけてしっかり選手みんな戦っているので、もっと大きな声援をお願いします!」と話すと、スタンドからは言葉にならない声援が沸き上がった。

03年のルーキーイヤーから1軍で登板し、09年には16勝を挙げて最多勝。順風満帆に見える館山のプロ野球人生は、故障との戦いでもあった。

04年の春季キャンプで右肘の靱帯を断裂し、再建手術を受けて1年を棒に振った。その後も右手の血行障害などに悩まされ、13年4月には2度目となる右肘靱帯の再建手術。14年にも2軍での登板で再び右肘を痛め、日本球界の常識を超える3度目の再建手術を敢行した。

全治までの期間は、さらに1年積み重なった。それでも、館山の心は折れなかった。必死のリハビリを経て、今年4月29日のイースタンリーグ・ロッテ戦で実戦復帰。2軍で計7試合の先発を経て、6月28日の巨人戦(神宮)で814日ぶりの1軍マウンドを踏んでいた。



引退試合を前に..._f0385356_20280432.jpg


2015年の優勝に大きく貢献した館山。

6月28日の復帰戦、G戦、神宮球場。
最初の打者は、今はカープに行った長野クン。
初球、ストレート(146㎞/h)が外角に決まる。
ストライク・コールに沸く燕ファン。
現地、身震いしていた私、忘れられない。

この年、6勝(2敗)でチームは優勝GET。
カムバック賞も受賞。
つい昨日の事みたいに思い出されます。


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畠山クン件、2018年6月22日付け。
同じくデイリースポーツより。

ヤクルト・畠山が代打3ラン マシソンの速球を左翼席へ

「巨人-ヤクルト」(22日、東京ドーム)

 ヤクルト・畠山和洋内野手が、代打で豪快な3ランを放った。

4点を追う八回、2死から西浦と中村が連打で作った一、二塁の好機。マシソンに対し、2ボール1ストライクからの4球目152キロを仕留め、左翼席へ3号3ランを運んだ。

これで代打での出場を含め、6試合連続安打。これ以上ない最高の結果で、最大6点のビハインドから1点差まで詰め寄った。



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交流戦のサヨナラ・アーチとか数多き思い出。

どれも忘れられないんだけど..。
私の最も印象残るシーンは、2018年のG戦。

昨季、約2年ぶり、久々に1軍に上がってきた。
畠山の勝負強さ、状況打撃の上手さ、野球脳..。
あらためてハタケの凄さに大いに唸ってた私。

このマシソンからの3ランは本当に凄かった。

2015年優勝原動力の4番。
この年、打点王・ベストナインに2度目のGG賞。

記憶に深く残る”配球読み打者”だった。


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チケット確保できなかったのでTV観戦予定。

現地でなくとも声援しまっせ。
2人のユニを交互に着ながら観戦します。
こういう時は愚妻もユニ姿になるのが恒例。
現役ラスト雄姿、楽しみにしてます。

9月7日、ブキャナン激走..以来の神宮。
チームに異様なポジ空気が流れる、かな。
”勝利”余韻たっぷりでセレモニーを迎えたいね。

”30発トリオ”中心に派手な花火を上げとくれ。
がんばれー、スワローズ‼


神宮の杜


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by jingu17 | 2019-09-21 00:00 | SWALLOWS選手 | Comments(0)

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