名選手FILE9 【杉浦亨】

1992年、日本シリーズ。
西武ライオンズVSヤクルトスワローズ。

神宮球場での開幕戦。
代打満塁サヨナラ本塁打を打った選手。

杉浦亨。

当時、日本シリーズ初の快挙。
以降も、この快挙は起こってない。

彼との思い出は、これに尽きる。
って事もないんだけど、
そりゃ、鮮明な記憶だし感動ですよね。


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ついでに申せば、
杉浦は、この92年、不調だったため、
シーズン終盤、確か9月頃だったか。

引退を表明していましてね。

なので、
この一発を打った後、
とんでもない花道を創りやがったって。
やる男だわ~、みたいな笑。
それはもう、興奮して観ていたもんです。


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確か、当時監督のノムさんが引き留めた。
そして、説得され翌93年も現役。
2年連続で西武との日本シリーズ。
遂に勝利し日本一、花道を飾った。
綺麗な花道でしたね。

生涯記録は、
23年1782試合1434安打224本塁打、
753打点、通算打率.284。

1970年ドラフト10位、
投手(愛知高等学校)だった。
即、打者転向するも71年は出場なし。
72年から1塁手として出場し始める。

そう。
私がファンになった年から、
杉浦もまた1軍で活躍し始めた。

当時、
王貞治を育てた荒川さんがコーチでね。
ですから、
杉浦は王2世って呼ばれてたっけ。
もち、一本足打法だった。
背番号は55番だった、です。

日ハムから大杉サンがトレードで来て、
外野手に転向してから飛躍。
初優勝の1978年に、
彗星のごとく結果を出し、
ピカピカに輝き始めました。

特に、
初優勝をほぼ確信できた試合。
9月20日、神宮での中日戦。
前夜に引き続いての、サヨナラ勝ち。
しかも、
2夜連続、本塁打でのサヨナラ。
1夜目は船田サン、
2夜目、ヒーローは杉浦亨、この人でした。

この本塁打も強烈な思い出、ですね。

リーグトップの三塁打が2シーズン。
その結果が示す通り、足も速かった。
長打も打つわりに、
盗塁も20個くらいはしてた。
バランス良い選手でしたね~。

速いといえば、打球も速くて...。
ライナー性がビューンって。

本塁打を打った後の
バットの投げ方がかっこ良くて。
タラリ~ンって感じで笑。

いやあ、名選手でした。


神宮の杜





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by jingu17 | 2018-01-23 05:18 | SWALLOWS回想 | Comments(0)

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