名選手FILE7【安田猛】

安田猛。

この投手も、
強烈な記憶に残る左腕投手。

1971年ドラフト6位で入団。

スカウトの手腕が示された典型的な選手。
...かもしれない。

無名に近かったし、速い球なげないし。

通算10年、1981年に引退。
358試合93勝17S。

圧巻なのは、デビュー直後。

1年目、
7勝をあげ、防御率のタイトルも獲得(2.08)。
当然、新人王に輝いた。

翌2年目、
10勝をマーク。
連続で防御率タイトルを獲る(2.02)。

凄いのは、
先発がわずか14試合、うち11試合が完投。
頼れる左腕だった。

この当時の左腕といえば、江夏さんがいた。

超剛球の江夏に対し、
安田は超スローボールを武器とする。
この投手が野球界に送ったメッセージは、
ある意味、革命的だったのではないか。

81イニング連続無四球、という記録もつくった。

その記録が示すように、
とにかくコントロールが良い投手だった。
記録が途絶えたのも敬遠四球。
因みに打者は阪神田淵さん。

この記録は、
確か、まだ破られていないんじゃないかな。

思い出は沢山。

一番目は、
投げるテンポの早さ。

信じられないくらいの早さで投げる。

捕手からボールが戻ってきたら、
直ぐに振りかぶる。
振りかぶりながら、捕手のサインをみて、
うなづきながら、シュッと投げちゃう。

打者の考える時間を与えないために
ポンポン投げるようにしていたらしい。

だから、安田が投げる試合は、
終了時間が異常に早かった。

ほぼ2時間以内、
確か、地方球場で完封した時は、
1時間30分くらいの試合もあったっけ。

二番目は、
王貞治キラーだったこと。


f0385356_23590990.jpg


ポンポン投げるから、
それだけで王さん、タイミング合わない。
江夏からはガンガン打つのに、
安田にはからっきしだったイメージがある。

あれは爽快すぎましたね。

右の膝を故障してしまい、
わずか10年で引退。
ファンも悔しかったし、
本人も残念だったろう、と思う。

しかし、言わずもがな。
安田も1978年初優勝の立役者。

引退後、
野村監督時代(初期)に1軍投手コーチ。
スカウト、スコアラーでも活躍された。

頭脳的な技巧派投手の現役時代キャリアが
フロントに入っても活かされてました。

いやあ、名選手でしたよ。


神宮の杜





名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by jingu17 | 2017-12-22 06:22 | SWALLOWS回想 | Comments(0)

SWALLOWS FAN BLOG


by ファン歴47年 神宮の杜
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31