稀勢の里に求めたいこと

今日は相撲の話など...。

実は私、
スワローズファンになったのと同時期に、
大相撲のファンにもなりまして。
43年になります。

スワローズは松岡弘がきっかけ。
大相撲は魁傑がきっかけだった。

今の時代、ご存じの方も少ないと思うが、
先般、大相撲が賭博だ八百長だと
揺れに揺れた時期に、
北の湖理事長降格で代役理事長を務めた。
といえば、ご記憶の方もいらっしゃるか。

もとい。

この魁傑という力士。
どんなところに惹かれたかと申せば、
2度、大関になっているところ。

ってか、
陥落し、前頭6枚目まで落ちながら、
元大関として史上初の平幕優勝を成し、
再び大関に昇進しちゃう。
1度目の大関から1年後の快挙。
無論、当時前例もなく。
いまでも魁傑だけだと思う。

調べたら、優勝は2度。
人気は初代貴ノ花に勝るとも劣らず。
魁傑の不屈精神、粘り、人柄に、
不肖、私も感動したわけです。

もう少しなのに、負けちゃう。
ケガしてても、休場しない。
とても魅力的なお相撲さんだった。

想えば、
巨人が嫌いでヤクルトが好き。
北の湖が嫌いで魁傑が好き。

強いものが嫌い。
弱者応援型の少年だったわけです笑。


そして、現代の相撲。

例の”お騒がせ件”は前に述べてるし、
横に置くとして...。

稀勢の里。

むちゃくちゃ、気になりますなあ。
昨日も負けちゃって、
これで、4日で1勝3敗ですか。

う~ん、俺も悔しいよ、稀勢の里。

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ケガや故障の治癒具合は無論わからん。
痛さを堪えて今場所も出場なのか?

筋肉断裂は、治癒までに時間を要す。
完全に治してから出場したい反面、
横綱の責任や、
ファンが多いがゆえの出場責任。

それを考えての事なんでしょう。

色々な意見がある中で、
私は以下、思う。

稀勢の里は、
今場所、最後まで出場することを望む。

おそらく、
ケガが完全に治ることは無いに等しい。
加え、
その一方で、
休場することで、
相撲勘も弱り、筋力も弱る。
プレッシャーは強まり、
負のスパイラル化が促進される。

つまり、
今となっては、
ケガの完治を待ってたら、
相撲力が劣り、戻せなくなる。
ような気がする。

出場し続けて、
段々に上述課題を克服するのが良いのでは?

どんなアスリートも一緒。
ケガ故障の事前防止。
再発防止。
しかし、ケガした場合、
上手い”付き合い方”を模索すること。
これって重要なわけでしょ?

感激の初優勝。
横綱昇進。
新横綱として、
奇跡の連続優勝。

あくまで所感ですが、
横綱という意識も捨てて良いと思う。
その前に力士。
一人の力士に戻れと言いたい。

横綱としてカッコ悪い相撲云々とか、
それを見せられないから休場とか。
余計なことを考える必要ないって。

立ち合い、
思い切りぶつかって、
ガンガン、突っ張って、
押し出しちゃえって。

左おっつけが、
稀勢の里の”必殺技”だけど、
それが使えなくたって君は強い。
押し相撲でも戦えるって。

一人の力士として、
お相撲さんとして頑張ってほしい。
負け越しても良いじゃん。
来季以降への土台つくりでしょ。
そう、思いますよ。

ドキドキして心臓に悪いけど、
明日もしっかり観てます。

頑張れ、稀勢の里!


神宮の杜

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by jingu17 | 2018-01-18 06:33 | 大相撲 | Comments(0)

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